ツツジ類

種類が多く、花色がさまざまなのでお庭の中でも使い分けたり、密植したり。配置に迷う位種類があり魅力的です。


ツツジ類 全般特記

植栽場所・・・日当たりと水はけが良い、肥沃な土壌が適しています。

 ・酸性の土壌を好むので、ピートモスや火山レキをすき込むと生育がよくなります。

 ・高木の下など強い西日や夏の日差しが避けれる所が適しており、深植えは避けて植えると良いです。又日陰では徒長して、花付が悪くなる傾向があります。

 

管理・・・ 生育常一度根付いてしまえば過度な散水は必要無く、夏の乾燥対策のみで大丈夫です。

 ・ピートモスでマルチングするのも効果的です。

 ・基本的に手間をかけなくても毎年花を咲かせやすいです。

 ・害虫が多く食害等の被害を受けた次の年は花つきがイマイチになるときがあるので注意が必要です。

 ・施肥を行うのであれば、花が終わった後か秋頃に少量程度散布すると良いです。

 

病害虫の発生・・・その年の気候に左右されやすいですが害虫が発生する事もあります。

 ・害虫には何種類もいますが、ツツジグンバイ、ハダニ、ハマキムシ、などが発生します。

 ・葉の色が薄くなったり、若葉を食い秋近くには翌年の花芽まで被害が出る可能性もあるので注意します。

 ・ここ近年は病気には葉が不自然にふくらむもち病や、斑点の出来る病気(さび病や炭そ病など)が初夏~秋にかけて出ることがあるので、各症状に合わせての薬剤散布が必要となります。

 

剪定・・・剪定は花後に行い、秋はすでに花芽がついているので整える程度にしておきます。

 ・樹種によりますが、全般に刈り込みに強い性質はあります。ただし深く刈りすぎると翌年に花つきが悪くなるので注意も必要です。